2020. 12. 1-12. 8　@サンセイドウギャラリー（神戸）

COVOD-19によって、映画で見たようなパンデミック世界がまさかリアルになるとは思いもしなかった今年2020年。ウィルスに日常を翻弄され、当たり前が当たり前でなくなってしまった世界。ボクはふたつの震災で感じた無力さまた味わっている。ボクは自分ができる唯一のこと「クリエイティブ」でこの無力さを拭い去る。

以前のような世界に戻るようにPOPな祈りではなく、太古より人類が行ってきた苦痛を伴う祈りを自分に課した。自己満足でしかないかもしれない。無駄なことだとも思う。でも、そんな無駄なことにでもすがらなければならない現実を表現できるのは今しかない。そんなオモイから2ヶ月で5点の作品をゼロから描きあげるという無茶（苦痛）を決めた。朝から深夜まで描き続ける。これがボクのオモイのチカラ。

描くのは災厄を炎で滅殺する五大明王。
オモイを込めて描く。

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